丸つけの仕方|年長〜小2、親がする丸つけと自動採点、それぞれの使い方

丸つけは、親の作業の中でも時間を使いやすい作業です。同時に、子どもの考え方を確かめる機会にもなります。この記事は、丸つけを「短く」して「たまらなく」し、そのうえで会話に使う方法をまとめたものです。

正解に赤い丸、間違いには小さな点と「?」だけを付けたワークの例。丸つけはその場で、無理ならその日のうちに、たまったら直近の1枚だけ。

いつ丸をつけるか

  • その場で:子どもがやり終えた直後。年長〜小1では、まずこの方法を試すことをすすめます。時間が空くと、何を考えて書いたかを聞きにくくなります
  • その日のうちに:親がその場にいられない場合。翌日に回すと、たまり始めます
  • まとめて:たまってしまったら、直近の1枚だけ丸をつけて、残りは丸をつけずに次へ進みます。全部に丸をつけようとするのが、やめる原因になります

どう丸をつけるか

  • 正解に○:間違いに×を付けるより、正解に○を付ける方法を編集部はすすめています。×が並ぶより次のページを開きやすい、という考え方です
  • 間違いは印だけ:×ではなく、小さな点や「?」。「ここ、もう一回見てみる?」と声をかけます
  • 直させない日があってよい:間違いを全部直させると、丸つけが罰になります。直すのは1問だけ、という日を作ります

間違いをどう扱うか

  • 数え間違い:おはじきや指で、一緒に数え直す。説明はしない
  • 問題文の読み違い:親が読み上げてみる。読み違いなら、算数の間違いではありません
  • 考え方が違う:「どうやって考えた?」と聞く。子どもの説明を聞いてから、ものを動かして確かめる

「なんで間違えたの?」は、答えを持っていない質問です。「どうやって考えた?」に言い換えます。

自動採点の教材で親が見るところ

タブレット教材の中には、読み上げと丸つけが自動のものがあります(このサイトで公式確認できた範囲では、こどもちゃれんじのデジタル部分とスマイルゼミ)。親の丸つけ時間はなくなりますが、子どもの考え方も見えなくなります。

  • 週に1回、保護者向けの学習記録を開いて「何をやったか」だけ見る
  • 「今日どんな問題があった?」と聞く。正解率ではなく、面白かった問題を聞く
  • 間違いが続いている単元があれば、紙とおはじきで一緒にやってみる

たまらない仕組み

  • 丸つけの場所を決める:やり終えた紙を置く箱を1つ。箱が空になったら終わり
  • 曜日を決める:毎日が無理なら、火曜と土曜など
  • 子どもに丸をつけさせる:解答を見ながら自分で○を付ける。子どもによってはできます。親は最後に見るだけ

丸つけが負担なら

親の作業として丸つけを減らしたいなら、自動採点の教材を選ぶ、解答が親向けにまとまっている紙教材を選ぶ、の2つの方向があります。教材ごとの「読み上げ・丸つけ・準備」は、教材比較表で同じ基準で見られます。共働き家庭の教材選びでは、親の作業を4つに分けて整理しています。

丸つけに使った時間は、家庭学習の記録表(F03)に残しておくと、次の教材を選ぶときの材料になります。