家庭学習は何から始める?年長〜小2・入学準備に5日間のお試しプラン

この記事でいう家庭学習は、学校の宿題とは別に、家で学ぶ時間をつくることです。何から始めるか迷ったら、教材を買う前に、5日間だけ「家庭学習の時間」を試してみてください。目的は、子どもの力を測ることではなく、わが家でいつ・どこで・誰と・どのくらいなら続くかを確かめることです。

「1日10分」は運営が提案する目安で、学習時間の推奨ではありません。5分で終わってもいいし、乗っている日は延びても構いません。

準備するもの

プリンターがなければ、1〜3日目は身の回りのものだけで進められます。

5日間のプラン。1日目は数える(教材なし)、2日目は比べる・分ける(F01)、3日目は形を見つける(F02)、4日目は5を作る(F01の3枚目)、5日目は振り返る(F03)。

1日目:数える(教材なし)

おやつ、おもちゃ、階段など、5個までのものを一緒に数えます。「いくつある?」「どっちが多い?」と聞くだけです。数字を書く必要はありません。

学習指導要領では、小学1年で「ものとものとを対応させて個数を比べる」「個数や順番を正しく数える」ことから算数が始まります。幼児期はその手前で、遊びや生活の中で数に親しむ時期とされています。ここでは「できたか」より「どう数えたか」を見ます。

記録表に、親の準備時間(0分でよい)、付き添った時間、子どもの反応を1行書きます。

2日目:比べる・分ける(F01)

数あそびプリントの1〜2枚目。数を数えて書く、左右どちらが多いかに○をつける。数字が書けなければ指差しと声で構いません。

ここで見るのは、親の読み上げが必要だったかです。問題文を自分で読めない時期は、紙の教材によっては親の読み上げが必要になります。必要だった時間を記録表に書きます。

3日目:形を見つける(F02)

図形プリントの1〜2枚目。同じ向きの同じ形を選ぶ、三角と四角に分ける。形の名前を知らなくても、「かどがいくつあるか」を指で数えれば分けられます。

学習指導要領では、小学1年で「ものの形を認め、形の特徴を知る」こと、小学2年で「三角形、四角形について知る」ことを扱います。年長〜小1では、見分ける・作る経験のほうが先です。

4日目:5を作る(F01の3枚目)

「2と3で5」のように、5になる組み合わせを探します。おはじきを動かしながら声に出すのがいちばん確実です。

学習指導要領では、小学1年で「数を、十を単位としてみること」と、1位数どうしのたし算・ひき算を扱います。その手前として5のまとまりに親しんでおくと、学校で10のまとまりが出てきたときに「知っている」状態で入れます。先取りが目的ではないので、できなくても進めてください。

5日目:振り返る(F03)

記録表を親子で見ます。子どもには「またやりたい?」を聞き、親は次の3つを書きます。

  1. 親の準備・付き添い・片付けに、1日いくら時間を使ったか
  2. 読み上げや丸つけは負担だったか、それとも会話の時間として良かったか
  3. 平日と週末、どちらが続けやすかったか

この3つが、教材を選ぶときの「わが家の条件」になります。

5日間のあとに

  • 親の作業を減らしたいと感じたら、読み上げ・丸つけが自動の教材が候補になります。紙とタブレットの比較を参考にしてください。
  • 親子で取り組む時間が良かったなら、紙の教材や市販ワークを1冊だけ試す選択肢があります。
  • まだ決めなくていいと思ったら、無料プリントを続けるだけでも構いません。今は買わない、も結論です。

条件を入れて候補を絞るには、6問で候補を絞るツールを使ってください。6問で、条件に合う教材と合わない可能性が出ます。

学年ごとに学校で何を学ぶかは、算数で習うことにまとめています。入学準備として、入学後に学校で習うこと・時期の目安・鉛筆の持ち方は入学準備の勉強はどこまで?にまとめています。